宮城県信用保証協会は2月16日、公立大学法人宮城大学と「地域の活性化と課題解決」を目的とした連携協定を締結しました。
当協会は、中小企業・小規模事業者の金融円滑化のための公的機関であり、創業期、発展期など事業者の各ライフステージに応じた事業資金調達を支援することで、県内経済の発展に努めております。また、近年では金融支援に加えて、関係機関と連携し、経営支援、スタートアップ支援や事業承継の支援のほか、学生向け金融教育による地方創生の実現にも取り組んでおります。
宮城大学では、「実学主義」を掲げ、「ホスピタリティとアメニティ」、「高度な実学による地域貢献」、「地域に根差し世界に開かれた大学」という理念のもと、幅広い分野に多くの人材を輩出するほか、研究教育の成果を地域に還元しています。
そのため、共に、地域社会の発展や地域経済の活性化、地方創生への貢献を組織の運営方針や重点課題としており、これまで、大学講座への協会職員の講師派遣や学生のインターンシップ受入れなどを通じ、一定の関係を築いてきました。
この連携・協力関係を、将来に向け、発展・深化させ、両組織の有する情報資源や人的資源の活用を一層進めるため、本協定を締結しました。
当協会・大森会長は「宮城大学の研究機関としての知見をご提供いただき、地域経済の活性化や多様化する地域課題の解決に取り組みたい。また、学生のフレッシュな発想を新たな企業支援につなげられる。さらにはスタートアップへの支援にも対応していきたい。」等挨拶しました。
なお、当協会における教育関係機関との連携協定締結としては、初の取組みとなります。
協定名称 | 公立大学法人宮城大学と宮城県信用保証協会との連携協力に関する協定 |
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連携内容 | (1)地域貢献及び地方創生 (2)地域経済の活性化 (3)地域課題の解決 (4)イノベーション人材の育成・教育の推進 (5)その他産学連携の協力推進にかかる必要事項 |
記者発表 | 令和6年2月16日(金)13:00~14:00 |
場所 | 宮城大学大和キャンパス交流棟 PLUS ULTRA- |